2014年12月
母は、暑さや寒さの体温調節がうまくいかなくなってきたようで、夏や冬になると入院していました。
2週間ぐらい入院して、塩分控えめの病院食、点滴で、また元気を取り戻していました。
2014年12月。定期健診にいったときも同じく、BNPの数値が高すぎると言われ、入院しました。
12月のはじめから2週間入院して、退院したころから、あれ?って思うような出来事がありました。
まず最初にあれ?って思ったのは、甥っ子から届いたお返しのお茶。
甥っ子に子供が生まれてお祝いをしたのですが、そのお返しに届いたのが茶筒に入ったお茶2缶
わたしが家を訪ねたとき、その茶筒の中の密封されている銀色の袋を2缶とも開けていたこと。
昔堅気の節約主義の母は、今までならいただいたものはすぐに使わず、しばらくしまっておいたはず。
ましてや、今現在使っているお茶があるのに、新しいお茶の袋を開けるなんてことはしなかったはず。
「なんで開けたん?」
って聞いたら、パックになってるかどうかをみたかったからとか。
一袋ずつのパックに入っているお茶なら、そのまんま使えるし、便利だと思ったそうですが、
それにしても、1缶をあけて違っていたのに、またもう1缶開けるなんてことはしなかったはずなのに、
その行動にあれ?と思いました。
そして、認知症になっていないかの確認のために、
「今日は何日? 何曜日? 昨日何食べた?」
とかの質問をしてみたら、すぐには答えることができませんでした。
かろうじて、自分の名前、わたしの名前、孫の名前は言えたけど、
曜日の間隔がなくなってきているようでした。
今現在、要支援1なので、級をあげてもらって、もっとサービスを受けれるようにしたいと思い、ケアマネージャーに相談しました。
そして、デイサービスの方にも、今までと様子が変わってきたかどうか、要観察してもらうことに・・・
デイサービスの方の話では、着ている服が、ときどきおかしくなってきてる、とのこと。
靴下を左右違うものを履いていたり、シャツの上にシャツを着て、セーターを着ていなかったりとか、
衣服の着方もおかしくなってきているとか
そして、何日か母のもとに通っている間に、薬が落ちていることに気づきました。
よく見てみると、薬をあけたまま、落として飲めずに、また次の薬を開けていたり、と、・・・
薬が飲めないのは命にかかわることなので、ケアマネージャーと相談して、
週3日のデイサービス、週2日のヘルパーさん、残りはわたし、と、薬を飲む手伝いをすることに決まりました。
年末の買い物にでかけたいという母を、人込みで困るからと制止していたら、1月1日に、突然、買い物に行きたいといいだした母。
もう、お正月という感覚もなくなっていたようでした。
—-つづく—-
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