母の死
公開日:
:
最終更新日:2021/02/03
母のこと
先日、母が亡くなりました。
通夜、葬儀が終わったところです
享年84才。
しっかり寿命をまっとうし、大往生と言えるんでしょうけど、
やっぱり、実の母がいなくなるというのはさびしいです。
一日でも長く生きていてほしかった。
無償の愛を捧げてくれた人がこの世からいなくなるさびしさ
なんだか、ポッカリ心に穴があいたみたいで、体の力が抜けてしまいました。
【母のこと】
70才のとき、糖尿病からの心不全を患いました。
気持ち悪くって吐いたからと、かかりつけの病院へ行った母。
医者は心不全を見つけることができず、胃潰瘍と診断され、胃薬と点滴をうって帰宅。
胃薬を飲んでもいっこうに吐き気が収まらず、何度も通院している間に、月に一度だけ大学病院からきていた医者に診てもらったら、
「これは、おかしい」と、ある有名な循環器センターに紹介状を書いていただき、その病院へ行きました。
循環器専門の医師の診断で、ようやく、心不全をおこしているとわかりました。
でも、発病してから1か月が過ぎていて、もうすでに心臓の半分は壊死しているとのこと
「よくこれで生きてたな」
って医師に言われたそうです。
壊死してしまった心臓を元通りに戻すには、心臓移植しかなく、
70才を過ぎてからの心臓移植はかなりのリスクを伴うので、すすめられないとのこと。
残った半分の心臓で、静かに生きていくという決断をしました。
残った心臓のとおりをよくするために、カテーテル治療をおこないました。
カテーテル治療で医師に呼ばれたとき、
「この治療と薬で心臓の負担を少なくして、がんばって10年は生きていきましょうね」
って言われたのですが、
わたしは内心、10年もつかどうかわからないのかって思ったものでした。
そうこうしているうちに、というか、循環器センターでもらう薬があっていたのでしょう、
10年の月日が流れました。
心不全をおこしてから5年後、母は、洗濯物を干していたとき、足をすべらせ、しりもちをついたところが、コンクリートの角。
大たい骨骨折で、救急病院へ
心臓の様子をみながらの手術でしたが、ボルトで固定し、手術は成功しました。
でも、それがきっかけで、杖や押し車がないと歩けなくなってしまいました。
歩くのが遅くなるのと同時に、どんどん動作が鈍くなっていきました。
—–つづく—–
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